インビザラインよくある質問

子どものうちに始めたほうがよいケースが多いです。

あごの骨の発達に問題がない場合には、成長が止まってから矯正をしても問題ありませんが、多くの歯列不正はあごの発達や大きさに問題を抱えています。
そのため、成長が止まった段階から矯正治療を始めると、歯がきれいに並びきらず抜歯をして矯正しなければならなくなることが多くあります。
成長発育が盛んな子どもの時期に歯列矯正を始めることで、あごの骨の発達を促したり、バランスを整えたりすることが可能になるので、抜歯を避けて矯正治療ができる可能性が高くなります。
また、お顔の形もきれいに整いやすくなります。

矯正治療を始める時期によっても異なります。

子どもの矯正治療は、あごの成長や歯並び、生え替わりの時期によっても治療の開始時期や治療期間が異なります。
インビザラインファーストで小児矯正を行う場合、従来の小児矯正方法で行っていた「あごを広げるステップ」と「歯並びを整えるステップ」を同時進行で行うことができるので、治療期間を短くすることが可能です。

ワイヤーが固定される方法に比べるとむし歯リスクは低めです。

インビザラインファーストは取り外しが可能なマウスピースタイプですので、歯磨きの際には通常通り歯磨きができます。そのため歯にワイヤーが固定される矯正治療法と比べるとむし歯リスクは高くありません。
ですが、歯磨きが不十分な状態でマウスピースを装着すると、内部で細菌が繁殖してむし歯になるリスクがありますので、念入りな歯磨きが欠かせません。

つけていても目立ちません。

インビザラインファーストは0.5ミリの薄さで作られた透明なマウスピースですので、装着していても目立つことはありません。
至近距離で見ればつけていることがわかることもありますが、審美的な影響が出ませんので、お子さまがコンプレックスを感じることはないでしょう。

最初は発音しにくく感じますが、通常はすぐに慣れます。

インビザラインファーストのマウスピースは非常に薄いですが、最初のころは発音しにくさを感じることがあります。ですが、通常は2～3日もすれば慣れて問題なく発音できるようになっていくでしょう。

水以外のものを飲むときは外してください。

マウスピースは基本的に、飲食時にはその都度取り外していただきます。
飲み物はそのまま飲んでもいいのでは？と思われるかもしれませんが、糖分を含んだ飲み物の場合、内部でむし歯のリスクを高めますし、色がついた飲料の場合だとマウスピース内部に着色し、見た目が悪くなる恐れがあります。
水を飲む場合には外さなくても問題ありませんが、それ以外のものを飲む場合には一旦マウスピースを外し、その後は口をよく水でゆすぐ、歯磨きをするなどしてから再装着するようにしてください。

インビザラインファーストは、スポーツや趣味に影響を及ぼしません。

ワイヤーを歯に固定する矯正治療法の場合、激しいスポーツや管楽器の演奏時に口の中を傷つける恐れがありますが、インビザラインファーストはなめらかなプラスチック素材ですので、口の中を傷つけることもなく、趣味やスポーツを存分に楽しむことができます。

矯正治療は保険適用外ですが医療費控除の対象です。

矯正治療は日本においては保険適用にならない自費診療となります。
ただし、医療費控除の対象になりますので、確定申告をすることで経済的負担を実質軽くすることができます。

旅行中にも通常通りつけるようにしてください。

旅行中には食べる機会も増え、どうしても外す時間が長くなりがちです。
また、外出中には歯磨きがこまめにできなくなるということもあるでしょう。
ですが、マウスピース矯正はマウスピースを装着しなければ矯正力が働きませんので、長時間外しておくと歯が動かないだけでなく、後戻りを起こすことがあります。
そうすると、マウスピース自体が合わなくなり、作り直しをしなければならなくなることもあります。
そのため、たとえ面倒であっても、飲食後のたびに極力歯磨きをし、マウスピースをこまめにつけるようにしてください。