インビザラインインビザラインファーストとは

インビザラインはすべて永久歯に生え替わっている人向けの治療法ですが、インビザラインファーストは乳歯が残っている小学生のうちから始めることができます。
適用年齢は6歳～12歳くらいまでで、お子さまの歯並びや生え替わり、歯の状態を見て、担当医が適切な時期をご提案いたします。
装置として使用するマウスピースは、乳歯から永久歯への生え替わりにも対応できるように作られています。

従来の小児矯正では、あごを広げる治療と歯並びを整える治療は第一期治療と第二期治療で分けて行う必要がありますが、インビザラインファーストではあごを広げながらこれから生えてくる永久歯のために必要なスペースを作りつつ、歯並びを同時に整えていくことができます。

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジーが開発・提供しているデジタル矯正システムで、マウスピース矯正システムのトップシェアを占めている実績があります。
従来の治療方法とは異なり、蓄積された膨大な治療データを解析して歯の動きを正確に予測することができ、デジタル技術によって精度の高いマウスピースが作られるため、治療がスムーズに効率よく進みます。

インビザラインシステムでは、口腔内スキャナーで歯型のイメージを画面に表示し、専用ソフトで矯正治療後の歯並びをシミュレーションしたものを治療前にあらかじめ確認することができます。
このようなことは従来型の矯正治療法では行うことができません。

インビザラインファーストは、マウスピース型の装置を装着し、定期的に次の段階のマウスピースに交換するだけで歯並びが整っていく仕組みになっています。
従来の治療法の場合、保護者の方に毎日ネジを回してもらうといったことを行っていただく場合もありましたが、インビザラインファーストは基本的に食事や歯磨きの時以外に装着してもらうだけでいいので、使用法がシンプルでネジの回し忘れなどの心配もありません。